肺炎も治療から予防へ(2005/09/01) 〜肺炎球菌ワクチンをご存じですか〜 肺炎を予防するワクチンがあるのをご存知でしょうか。すべての肺炎を予防するのではありませんが、肺炎の原因として最も多い肺炎球菌という細菌による肺炎の予防に効果があるのが肺炎球菌ワクチンです。肺炎といえば、抗生物質で治療すると考えられる方が多いと思いますが、最近、抗生物質の効きにくい肺炎球菌による肺炎が増加しており、その予防が大切となっています。このワクチンを接種しますと五年以上効果があり、肺炎になってもその重症化を防ぐことができます。 このワクチン接種は、肺炎になりやすい次のような方にお勧めします。 (一) 六十五歳以上の高齢の方 (二) 心臓や呼吸器に慢性疾患のある方 (三) 腎臓や肝臓に障害のある方 (四) 糖尿病の方 接種費用は、健康保険が適用されないため、七千円〜九千円程度かかります。また、予防接種をした場合、接種部位に腫れや痛みなどの副反応の出ることがあります。 詳しいことは、かかりつけの医師にご相談ください。 ┌ ◆ 次のような方に接種をお奨めします ◆ ┐ ・高齢者(65歳以上の方) ・心臓や呼吸器に慢性疾患のある方 ・腎不全や肝機能障害のある方 ・糖尿病の方 └ ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― -┘ 藤沢医院 藤沢 孝男 |
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