ひとくちメモ
終活について考えてみましょう(2022/09/01)

 人生には、必ず最期が来ます。そこで、どんな最期を迎えるか、どんな逝きかたを選ぶか、元気なうちから考えていないと、その時になって自分も家族も困ったり、迷ったりします。そこで自分で考え、考えを書面に書くか、家族に話しておくことが大事です。もちろん、考えはいつ変わってもいいので、堅ぐるしく考えることはありません。そこで、次のことを考えてみましょう。

 最期をどこで迎えるか。自宅、病院、老人ホームまたは介護施設などを考えておいたらいいかと思います。もちろん希望通りにならないこともあります。

 次に食事がとれなくなった時、どうするか。何もしない選択(欧米ではこの選択が多い)、点滴を受ける、経管栄養法(胃に管を入れて直接栄養剤を入れる)などがあります。

 次に、延命処置をどこまで受けるか考えておきましょう。点滴や酸素吸入は普通にしますが、心臓が止まった時の胸骨圧迫(心臓マッサージ)や呼吸が止まった時に気管挿管して、人工呼吸を受けるかどうかを考えておきましょう。

 これらのことは、家族のため自分で判断ができなくなる前に、元気なうちから考えておきましょう。考えの表明がないと、いざとなった時、家族が決断を迫られて、困ったり迷ったりします。                        

 

                             善通寺前田病院   多田羅 潔


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